ホームページ > 記事 > テクノロジー周辺機器 > 東芝、モバイル機器のバッテリー保護に役立つ新しい12VコモンドレインNチャネルMOSFETを発売
5月18日のニュース 東芝電子コンポーネント&ストレージ株式会社(以下、東芝)は、新電子デバイス「SSM14N956L」の発売を本日発表しました。このデバイスは、定格電流 20A の 12V ドレイン接地 N チャネル MOSFET で、主にモバイル機器のリチウムイオン電池パックの電池保護回路に使用されます。この製品は本日より大量出荷が可能となります。
リチウムイオン電池パックの安全性を高めるには、安定性の高い保護回路を使用する必要があります。これらの回路には低消費電力、高密度実装の特性が求められ、MOSFETには小型・薄型でドレイン・ソース間のオン抵抗がさらに低いことが求められます。
SSM14N956L は、以前にリリースされた SSM10N954L と同じテクノロジーを使用しており、どちらも東芝独自の特許取得済みの微細加工プロセスを使用しています。業界トップクラスの低オン抵抗特性により低消費電力を実現し、業界トップクラスの低ゲート・ソース間リーク電流特性によりスタンバイ消費電力を低減します。これらの機能はバッテリー寿命を延ばすのに役立ちます。また、新製品では小型・薄型の新パッケージ「TCSPED-302701」(寸法2.74mm×3.0mm、厚さ約0.085mm)を採用しています。
ITBEAR Technology Information によると、東芝の新しい電子デバイス SSM14N956L は、モバイル機器のリチウムイオン電池パックの保護回路に、より信頼性が高く効率的なソリューションを提供します。低消費電力と高密度実装により、充放電時の電池パックの発熱を低減し、電池パックの安全性能をさらに向上させました。この製品は、オン抵抗とスタンバイ消費電力の点で業界をリードするレベルに達するだけでなく、モバイル機器の設計にさらなる柔軟性をもたらします。東芝の技術革新により、モバイル機器のバッテリー技術の開発がさらに促進され、バッテリーの長寿命と安全性に対するユーザーの要求が満たされます。
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