テザー、アラブ首長国連邦（UAE）ディルハムに固定された新しいステーブルコインの発売を計画

1,140億ドルのUSDTトークンを運営する企業テザーは、アラブ首長国連邦(UAE)ディルハムに固定された新しいステーブルコインを発売する予定です。

暗号通貨発行会社Tetherは、Phoenix Group PLCおよびGreen Acorn Investments Ltd.と協力して、アラブ首長国連邦（UAE）ディルハムに固定された新しいステーブルコインを発売する予定です

まだ名前が決まっていないステーブルコインは、「価値の安定性と信頼を確保する」ためのテザーの準備金基準に従って、UAEベースの流動的な準備金によって完全に裏付けられると、テザー社のCTOパオロ・アルドイーノ氏はプレスリリースで述べた。

新しいトークンは、国際貿易と送金を合理化し、取引手数料を削減し、為替変動に対するヘッジを提供することが期待されています。

ディルハムにペッグされたステーブルコインはアラブ首長国連邦でこの種のものとしては初のものとなり、中央銀行が実物資産にペッグされた仮想通貨を規制する取り組みを強化する中で登場します。

6月、UAE中央銀行は、ステーブルコインの取り決め、特にディルハムを裏付けとしたものを監督し、ライセンス供与する計画を承認した。

この動きは、金融インフラ変革プログラムの下で暗号通貨分野のリーダーになろうとするUAEの取り組みの一環です。

現在、ディルハムに裏付けされていないステーブルコインはドバイの仮想資産規制局（VARA）によって規制されています。詳細はまだ検討中ですが、提案された枠組みは、UAE における規制されたステーブルコインへの明確な道筋を作ります。

テザーのUAE市場への拡大は、発行者が市場価値で最大のステーブルコインであり、デジタル資産エコシステムの重要な構成要素であるUSDTを超えてサービスを拡大し続ける中で行われます。

同社は最近、ガス料金を「わずか1ペニーのほんの一部」に削減するためにAptosブロックチェーン上でUSDTを開始したと、今週初めの声明で述べた。

テザーのUSDTは複数のブロックチェーンで利用可能で、純流通額ではトロンが607億3,000万ドルでトップ、イーサリアムが525億9,000万ドルでこれに続く。

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