PHP SimpleXML



PHP SimpleXML の概要

SimpleXML 拡張機能は、XML ドキュメントのレイアウトを知っている限り、XML 要素の名前とテキストを取得する簡単な方法を提供します。

SimpleXML は、XML ドキュメントを SimpleXMLElement オブジェクトに変換します。

このオブジェクトは、通常のプロパティ セレクターと配列イテレーターを介して他のオブジェクトと同様に処理できます。

ヒント: DOM や Expat パーサーと比較して、SimpleXML では要素内のテキスト データを読み取るのに数行のコードのみが必要です。


インストール

SimpleXML 拡張機能には PHP 5 のサポートが必要です。

PHP 5 以降、SimpleXML 関数は PHP コアの一部です。これらの機能を使用するためにインストールは必要ありません。


PHP 5 SimpleXML 関数

関数 説明
__construct() 新しい SimpleXMLElement オブジェクトを作成します。
addAttribute() SimpleXML 要素に属性を追加します。
addChild() SimpleXML 要素に子要素を追加します。
asXML() SimpleXML オブジェクトのデータを XML でフォーマットします (バージョン 1.0)。
attributes()XMLタグの属性と値を返します。
children() 指定されたノードの子ノードを検索します。
count() 指定されたノードの子ノードの数をカウントします。
getDocNamespaces()ドキュメント内で宣言された名前空間を返します。
getName() SimpleXML 要素によって参照される XML タグの名前を返します。
getNamespaces()ドキュメントで使用されている名前空間を返します。
registerXPathNamespace() 次の XPath クエリの名前空間コンテキストを作成します。
saveXML()asXML()のエイリアス。
simplexml_import_dom() DOM ノードから SimpleXMLElement オブジェクトを返します。
simplexml_load_file()XML ファイルを SimpleXMLElement オブジェクトに変換します。
simplexml_load_string()XML文字列をSimpleXMLElementオブジェクトに変換します。
xpath()XML データに対して XPath クエリを実行します。

PHP 5 SimpleXML 反復関数

FunctionDescription
current()現在の要素を返します。
getChildren()現在の要素の子要素を返します。
hasChildren() 現在の要素に子があるかどうかを確認します。
key()現在のキーを返します。
next() 次の要素に移動します。
rewind()最初の要素まで巻き戻します。
valid() 現在の要素が有効かどうかを確認します。