Web.config は XML ベースの構成ファイルであり、このファイルの機能は、顧客の認証方法、役割ベースのセキュリティ技術ポリシー、データ バインディング方法、リモート処理オブジェクトなどを規定することです。
Web サイトのルート ディレクトリとサブディレクトリに独自の Web.config ファイルを作成することも、Web.config ファイルをまったく作成することもできません。Web.config は Web サイトに必要なファイルではありません。これは、サーバーに「Machine.config」という名前の一般構成ファイルがあり、デフォルトで「C:WindowsMicrosoft.NET Framework (バージョン番号) CONFIG」ディレクトリにインストールされるためです。この構成ファイルは、すべての ASP.NET アプリケーションの基本構成を決定します。通常の状況では、他のアプリケーションの通常の動作に影響を与えないように、このファイルを変更しないでください。
Machine.config ファイルと Web.config ファイルの間には、また各ディレクトリ内の Web.config ファイル間にも階層関係があります。ルート ディレクトリの Web.config は Machine.config の構成を継承し、サブディレクトリは親ディレクトリ Web.config の構成を継承します。サブディレクトリの Web.config に新しい構成がある場合にのみ、親ディレクトリにある同じ名前の構成が自動的に上書きされます。