名前
dotnet-run -- 明示的なコンパイルまたは起動コマンドを使用せずに、「インプレース」(つまり、コマンドの実行元のディレクトリ) ソース コードを実行します。
概要
`dotnet run [--framework] [--configuration]
[--project] [--help] [--]`
説明
dotnet run コマンドには便利なオプションが用意されています。これは、コマンドを使用してソース コードからアプリケーションを実行することです。
ソースコードをコンパイルし、出力プログラムを生成し、そのプログラムを実行します。
このコマンドは、迅速な反復開発に役立ち、ソース コード分散プログラム (例: Web サイト) の実行にも使用できます。
このコマンドは、dotnet build に依存して、.NET アセンブリへのソース コード入力を生成し、プログラムを実行します。
このコマンドと入力ソースコードを処理するための要件は、generate コマンドから継承されます。
このドキュメントでは、ビルド コマンドのこれらの要件について詳しく説明します。
出力ファイルは bin サブフォルダーに書き込まれ、存在しない場合は作成されます。
ファイルは必要に応じて上書きされます。
一時ファイルは obj サブフォルダーに書き込まれます。
複数の特定のフレームワークを含むプロジェクトの場合、dotnet run は最初に .NET Core フレームワークを選択します。これらが存在しない場合はエラーが出力されます。他のフレームワークを指定するには、--framework パラメーターを使用します。
dotnet run コマンドはプロジェクト コンテキストで使用する必要があり、アセンブリは生成されません。代わりに DLL を実行する場合は、次の例のように、パラメーターを指定せずに dotnet コマンドを使用する必要があります。
dotnet myapp.dll
Options
--
実行中のアプリケーションからパラメーターを切り離す dotnet runparameters 。
このコマンドの後のすべてのパラメータは、実行中のアプリケーションに渡されます。
-f, --framework [FID]
指定されたフレームワーク識別子 (FID) を使用してアプリケーションを実行します。
-c, --configuration [Debug|Release]
リリース時に使用される構成。デフォルト値は「デバッグ」です。
-p, --project [PATH]
実行するプロジェクトを指定します。 project.json ファイルへのパス、または project.json ファイルを含むディレクトリを指定できます。指定しない場合は、デフォルトで現在のディレクトリが使用されます。
例
dotnet run
現在のディレクトリでプロジェクトを実行します。
dotnet run --project /projects/proj1/project.json
指定されたプロジェクトを実行します。
dotnet run --configuration Release -- --help
現在のディレクトリでプロジェクトを実行します。 -- 引数が使用されているため、上記の --help は実行中のアプリケーションに引数として渡されます。