1. libxml2 と zlib をクロスコンパイルし、arm-linux-gcc の lib ライブラリを拡張します。このうち、libxml2はPHP5のインストールに必要なライブラリファイルです。
1.1 libxml2をインストールします。
libxml2-2.7.8.tar.gzをホームディレクトリに解凍します。
tar zxvf libxml2-2.7.8.tar.gz -C /home
cd /home/libxml2-2.7.8
CC=arm-linux-gcc ./configure --host=arm-linux --prefix=/usr/local/libxml2 make make installそれ以来、libxml2 は /usr.local/libxml2 ディレクトリにインストールされました。
1.2 zlibをインストールする
zlib-1.2.5.1.tar.gzをホームディレクトリに解凍します。
tar zxvf zlib-1.2.5.1.tar.gz -C /home cd /home/zlib-1.2.5.1 CC=arm-linux ./configure --prefix=/usr/local/zlib make make installそれ以来、zlib は /usr/local/zlib ディレクトリにインストールされました。
2. PHP をクロスコンパイルします
php-5.5.30.tar.gz をホーム ディレクトリに解凍します。
tar zxvf php-5.5.30.tar.gz -C /home cd /home/php-5.5.30 CC=arm-linux ./configure --host=arm-linux --prefix=/usr/local/php --disable-all --enable-sockets --with-libxml-dir=/usr/local/libxml2 --with-zlib-dir=/usr/local/zlib make make installそれ以来、php は /usr/loal/php ディレクトリにインストールされました。
arm-linux-strip php arm-linux-strip php-cgi上記 2 つのコマンドを実行した後、php と php-cgi のファイル サイズを確認してください。わずか数 M です。
3. コンパイルされた PHP をターゲット ボードにコピーします。
cd /usr/local tar zcvf php.tar.gz php/*は、NFS 経由で php.tar.gz をターゲット ボードの /usr/local ディレクトリにコピーします。
cd /usr/local tar zxvf php.tar.gz最後に、php がターゲットボードに正常に移植されました。この時点で、ターゲットボードの php.tar.gz を削除できます。
4. 説明
ホストマシンで php-5.5.30.tar.gz を解凍すると、php.ini-development と php.ini-production の 2 つのファイルが存在します。これは php.ini 設定ファイルと呼ばれます。 php.ini-development をターゲット ボードの /usr/local/php/libs ディレクトリにコピーする必要があります。そしてファイル名をphp.iniに変更します。 この記事では、php.ini ファイルの構成については説明しません。関連する構成をオンラインで検索できます。通常はデフォルトで問題ありません。
上記では、ARM への PHP5530 の移植についてあらゆる側面を含めて紹介していますが、PHP チュートリアルに興味のある友人に役立つことを願っています。