C 標準ライブラリ - <errno.h>


はじめに

C 標準ライブラリの errno.h ヘッダー ファイルは、整数変数 errno を定義します。これは、エラー イベントのシステム コールと特定のライブラリ関数を通じて設定され、何が問題だったかを示します。このマクロは、プログラムで読み取りおよび変更できるように、int 型の変更可能な左辺値に展開されます。

プログラムの起動時に、errno はゼロに設定され、C 標準ライブラリの特定の関数はその値をゼロ以外の値に変更して、特定の種類のエラーを示します。必要に応じて、その値を変更したり、ゼロにリセットしたりすることもできます。

errno.h ヘッダー ファイルは、さまざまなエラー コードを表す一連のマクロもサポートしています。これらのマクロは、int 型の整数定数式に拡張する必要があります。

ライブラリ マクロ

ヘッダー ファイル errno.h で定義されているマクロを以下に示します:

シリアル番号マクロと説明
1extern int errno
これは、システム コール、エラー イベント内の特定のライブラリ関数は、何が問題だったかを示します。
2EDOM ドメイン エラー
このマクロは、入力パラメーターが数学関数で定義されたドメインを超え、errno が EDOM に設定された場合に発生するドメイン エラーを表します。
3ERANGE 範囲エラー
このマクロは、入力パラメーターが数学関数で定義された範囲を超え、errno が ERANGE に設定された場合に発生する範囲エラーを表します。